その後
2024/05/10
前回、鵞足部の痛みや引っ掛かり感の対応をした学生さんは、その後痛みや違和感が生じることもなかったとのこと。
でも、痛みや違和感が無くなったから良いではなく、そこから何を学ぶのかということをクリアにしていくフェーズがむしろ肝要かと。
股関節であれ膝であれ、不具合が生じた背景に、上半身、特に頚部や胸部の動きの偏りにつながる硬さや滑走性の低下がないかを確認したり、それらによって働き難くなっていた筋の活性化等、全体として捉えた上で見直し、今回は身体の前後で斜めにクロスするように働き合うスリング(広背筋ー胸腰筋膜ー大臀筋)(腹斜筋ー内転筋)にアプローチするワークを中心にした。
また、呼吸もドローインの様に息を吐く際は腹横筋→内腹斜筋→外腹斜筋→腹直筋といった、体幹の筋の働く順序を感じ分けていくことも大切かと思う。
5月の眺め
森のシャンデリア エゴノキ。
咲き始めの紫陽花。
バレエでも、ボディワークでも
道を開いて下さった師は植物を育てるのが上手で、薔薇を贈って下さった。
それもまたきっと、導かれ学んだことを苗に
自ら育て続けよという指南だと思っている。
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