Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

這う動きに没頭しながら

あっという間に小一時間が過ぎる。

 

まだまだ全然ダメだな…と思いつつも

動画で客観的に見ると

どこがどのようにダメで、

それはどの様な無意識のうちの癖が

邪魔しているのか見えてきたりもするから

「ダメの発見」は面白くもある。

 

気になる点が複数あっても

まずは一点だけを留意しつつ

後は余り考えない様にしながら

また暫く動き続ける。

 

根源的な動きはあれこれ意識するより

ポイントを絞った修正で試行錯誤を重ねながら

トライし続ける方が良いと感じる※のと

どこをどう修正したら動きのパターンやリズム、滑らかさ等がどう変わったかも都度確認できるから。

 

大脳皮質では「歩こう」と考え、その信号が中脳の運動中枢から延髄の運動中枢を経由して脊髄の運動中枢に送られることで生じます。 大脳は「歩こう」と考えた後は関与しません。 意識の下で動きます。「歩こう」と思うだけで、たとえば右上肢の運動中枢は右上肢を振らせます。 その右上肢の動きが胸髄から腰髄に伝わることで、自動的に左下肢が動きます 。

もし、本人が 「腕を振って歩こう」と考えると、考えたとおりに動かそうという、大脳皮質から脳、延髄、脊髄に送り込まれる指令が脊髄節間反射を邪魔します。 ぎこちない動きになります。

 澤口裕二『アウェアネス介助論』

 動きの進化発生学より

 

動きながら、前進の際の手の尺屈と対側の足の外反の相関なども改めて感じられたひと時。

 

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身体を低く沈みこませきる前に、つい次の一歩を進めたくなってしまうから、スローなテンポの音楽の助けも活用しながら。

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ダンスを続けてきたせいだろうか、やはり音楽があると俄然動きやすい。

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昨日のお助けミュージックは

Scott Buckleyの「Within Our Nature」

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