身体のセンターで音を聴く
2025/10/29
朝起きて、軽く指の分離運動や対立運動をして、その軽さや滑らかさをチェックする。
ごく僅かだが、右手の動きがやや硬い感じ。
それでその日の最初のメニューは決まった。

スタジオに着いて最初に行ったのは
仰向けに寝て頸椎の際の筋肉の硬さの左右差を確かめること。
右はやはりC6辺りが硬めだが、
揉んだりすることはせず、
皮膚を軽く摘み小さく動かしたり
硬さを感じるところに左手の指でコンタクトし
先ずはゆっくりと呼吸して緩んでくるのを待つ。
少し緩んできたら、そのまま身体の求める動きを聴きながら右のアームスを動かす。
続いて後頭下筋に触れながら左右にゆっくりパシュート。
それから顎のワークという感じで
少しずつ背骨の上の方から動かしていった。
動かす中で、C7は逆にいつもより少し緩い感じで、T3あたりは少し動きが悪い感も。
ここ数日根を詰めて勉強したり、ノートまとめに勤しんだことが響いたかと身に覚えも^^;
寝返りや、前鋸筋が働くフェーズを強調した腹付き這い、ずり這いで背骨を伸展/屈曲、回旋、側屈と満遍なく動かしてから、
目を閉じて身体が求める動きに委ねながらのインプロ。
それは、踊るというよりは
視覚情報を少なくしたところで身体の奥行きを感じつつ
身体のセンターで音を聴くということもしたかったから。
そして特にこんな風にアタマの疲れに伴う身体の疲労には
身体に導かれる動きに委ねた方が良いと感じるので。
私の利き耳は左。
音楽を聴いたり踊ったりする分には問題ないが
言語認識には不利なので
大事な話をする時やセミナー受講の際などは
意識的に右耳で聴こうとすることもある。
でも、その日の様に身体をチューニングしたい時はセンターで聴くことを心がけると、
私の場合は身体が整いやすいから。
これは経験則でしかないが
目を閉じてインプロを踊る様なレッスンを受けていた時代
奥行きを感じつつセンターで聴くことを心がけて動くと
視覚以外の感覚で捉えた空間と
実際のそれとの誤差が少なくのびのび動けたり
その後の心身がスッキリしたことから
今でも時折そんな風に動くという事が
私の調律法のひとつになっている。

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