
秋の香り
2025/10/10
朝、郵便受けを見に行った時
フッとあの甘い香りが舞い降りてきた。
目線の高さあたりは未だ開花していないが
樹上の陽当たりの良いところから
金木犀の小さな花達が咲き始めていた。
まだ玄関一帯を漂う程ではないから
余計に「舞い降りてくる」という
香りの流れが強く感じられたのかもしれない。
秋の訪れを囁く金木犀から
甘美なギフトを受け取った週の始まり。
このところ動画を観ながら小脳エクササイズをちょこちょこ行っていたからか
先日は駅まで向かう道を歩きながらも既に
歩行にも違いを感じた。
意識でどうこうするのとは違う
自然な動きやすさ、リズムの良さ。
この感じは起伏のある斜面で
這う動きをした後にも感じた事だが
スタジオという平坦な環境の中で
ベビークロールにどの様な動きを含めれば
より効果的になるかというヒントも得られたり
四足動物的な動きを含めていく意義もよりクリアに。
アセスメントの際
タップテスト以外にバッチュの様な
素早い切り替えを要する動きのキレや
左右差の改善などで評価してみるのも
モチベーションupに良いかも(笑)
動きを反復練習して上達するのも小脳の働き。
ダンスの練習を行う際にも
小脳の機能が低下しているより
良く働いている方が良い。
自身に必要な刺激を
適した方法・強度で行うことができれば
お稽古前に神経系のスイッチを入れることで
パフォーマンスの底上げにもなるのではないかとも思うし、
ダンス以前にクライアントさんそれぞれの
ちょっとしたトラブルの改善或いは予防に役立てる上でも
やはりこの学びが必要であると感じるから
その何が必要で、個々に適した方法・強度を
見極める力をもっともっと育んでいきたい。
そして、経絡新正体法の操法とも通じるエクササイズもあり
これまで学ばせて戴いてきた事も
また少しずつ繋がりあっていくようで面白い。
今日は主に片葉について学んだ。
※小脳半球
小脳の中では発生学的に最も新しい。運動の計画や感覚情報の評価を担う。
※虫部
左右の小脳半球をつなぐ、発生学的に古い皮質。体幹と四肢の運動を制御。
※片葉小節葉
発生学的には最も古く、原小脳とも呼ばれる。身体平衡と眼球運動を調節。
そして、小脳は運動制御以外にも
様々な機能を担っていることが解明されつつある様だ。
小脳には運動制御に加えて、複雑な行動や社会的相互作用、攻撃的行動、作業記憶、学習、感情など、実にさまざまなものを制御する機能がある
まるで波打ち際の様だと思った空。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント