Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

今月の出張講座のテーマは「足」

 

最近導入したナボソのツールも用いながら
特にメカノレセプターへの刺激によって生じる
身体や動きの変化を体験して戴くことを中心に。
 
ナチュラリゼーション的には邪道かもしれないとは重々承知の上;;;
今のレッスン環境や頻度から鑑みて
特にテクスチャーの要素を体験して戴く機会を
少しでも多く持って戴くことが
やはりどうしても必要な様に思えたので。
 
実際、先日の生徒さんも
それで違いを改めて感じてみて
「自宅近くに河川敷もあるし、ビブラムシューズで歩く事もしようと思います!」
と言ってくれた様に
それが個々の日常の中で持続可能になるよう
様々な工夫もしながら
足裏刺激の機会を持つきっかけにもなり得るから。

 
参考:

Textured Insoles & Foot Stimulation Increase Brain Activation
(テクスチャードインソールと足の刺激が脳の活性化を高める)より機械翻訳

テクスチャードインソールを履くことで姿勢の揺れが軽減されることは知られていますが、これらの変化が起こる脳の正確なメカニズムは十分に解明されていません。Kennyらによる2020年の研究では、滑らかなインソールとテクスチャードインソールが脳波(EEG)の脳活動に及ぼす影響を比較しました。Kennyらは、テクスチャードインソールを履くと頭頂葉の活動が増加することを発見しました。


 
それはどういう意味ですか?
 
脳の頭頂葉は、感覚、知覚、そして感覚入力の統合に関与し、身体イメージと空間関係を構築します。言い換えれば、空間における身体の認識、ひいてはバランスと安定性に関わっています。この領域への刺激が強ければ強いほど、脳が作り出すイメージはより正確になります。
ケニーらは、テクスチャードインソールはバランス感覚だけでなく、皮質頭頂葉の脳活動にも影響を与える可能性があると結論付けました。皮質活動の適応は、脳レベルでより多くの情報が容易に利用できるようになり、空間における身体の表現力が向上することを示しています。
この研究は、脳卒中、多発性硬化症、パーキンソン病、TBI、脊髄損傷などの神経リハビリテーションにおけるテクスチャードインソールの役割を裏付けています。

 

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