
雨水の候
2025/02/18
吹く風は冷たいけれど
川面で煌めく光の眩さとが相まって
冬と春の協奏曲のように感じられた。
土手に真っ直ぐに伸びた道を歩く
スタジオに向かう火曜日の
こんな僅かなひと時がとても愛おしい。
Piazzolla: María De Buenos Aires: Yo soy María
を聴きながら動いていると
それがいつしかダンスになる。
鏡に映る虚像も視界には入っているけれど
でも、こんな時ダンスが降りてくるかのように
私を動かすものは虚像でも実像でもない
奥行きのどこかが源であるような気がする。
その通路が開かれる感じが
今の私にとっての「踊る」なのかもしれない。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント