Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

吹く風は冷たいけれど

川面で煌めく光の眩さとが相まって

冬と春の協奏曲のように感じられた。

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土手に真っ直ぐに伸びた道を歩く

スタジオに向かう火曜日の

こんな僅かなひと時がとても愛おしい。

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マリア・ドゥエニャス演奏の

Piazzolla: María De Buenos Aires: Yo soy María

を聴きながら動いていると

それがいつしかダンスになる。

 

鏡に映る虚像も視界には入っているけれど

でも、こんな時ダンスが降りてくるかのように

私を動かすものは虚像でも実像でもない

奥行きのどこかが源であるような気がする。

 

その通路が開かれる感じが

今の私にとっての「踊る」なのかもしれない。

 

 

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