
問いが立つ
2020/07/13
数ヶ月前、ある学生の生徒さんが、
「なぜこのワークは壁に手をついて行うのだろう」
という問いを立てた。
もちろん、それには理由も目的もあるが
それを予め教えられて意識するという学び方と
試行しながら自分の問いとしてそれが立ち上がり
そこからまた、考え・稽えていく学び方があり
私は子どもたちには特に後者のスタンスを重視している。
その問いに対して、一つだけヒントを与えたが
ここにきて彼女はその理由と目的を探り当てた。
その過程があってこその結果が
私は尊いと思う。
何かのTV番組で
「そんなこと考えたこともないんですけど・・・」
というフレーズで若者の意識を面白おかしく表現している様なものがあったが
そんな風に安易に一般化したり
年代で切り分けてしまう様な風潮にも違和感を覚える。
大人の生徒さんで
彼女と同じ問いを抱いた人は
果たしているだろうか。
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