Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

数ヶ月前、ある学生の生徒さんが、

「なぜこのワークは壁に手をついて行うのだろう」

という問いを立てた。

もちろん、それには理由も目的もあるが

それを予め教えられて意識するという学び方と

試行しながら自分の問いとしてそれが立ち上がり

そこからまた、考え・稽えていく学び方があり

私は子どもたちには特に後者のスタンスを重視している。

 

その問いに対して、一つだけヒントを与えたが

ここにきて彼女はその理由と目的を探り当てた。

その過程があってこその結果が

私は尊いと思う。

 

何かのTV番組で

「そんなこと考えたこともないんですけど・・・」

というフレーズで若者の意識を面白おかしく表現している様なものがあったが

そんな風に安易に一般化したり

年代で切り分けてしまう様な風潮にも違和感を覚える。

 

大人の生徒さんで

彼女と同じ問いを抱いた人は

果たしているだろうか。

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