Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

今週はピルエットの質を向上させることを自らのこの夏のテーマにした学生さんとの朝稽古。
と言っても、回ることそれ自体を練習するわけではないが。

 

まずは長座や端座位で行うワークで、背骨を適切に保つことや求心力の要素を見直していく。
別段新しいエクササイズでもないが、案外やっているつもりのこととやっていることの間には開きがある。
そこに気付いてみると、普段行ってきたリンバリングにも別の意味が発見できたと
目新しいものではないところに、埋もれていたものを見出す面白さを感じてくれているようだ。

明日は中学生さんと。

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遅れてやってきた真夏の陽射しは、立秋を過ぎてそれまでの分も降り注ごうとするかのような強さ。

車窓ごしに夏のコントラストを感じたり、激しい通り雨の後の涼やかさにくつろぐ時、美しい夕暮れの空を見上げるとき、今ここにあるということの手触りが愛おしく感じられる。

世の中がどうあっても、空いっぱいの夏がある。

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