Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

今日のレッスンは

介護のお仕事をなさっている方とのひと時。

  

伏臥位、仰臥位から座位への動きを

いくつかのパターンで行なった。

 

例えばスイスやドイツの看護学校の

授業に組み込まれてもきた

キネステティクの本の中に

支える動き(主に体位を保持するのに使われる動き)と

運ぶ動き(手足を定めたところに運ぶ動き)とに

分けて記された骨格図なども掲載されているが

どこでどのように身体を支え

重力や自らの重さと構造を活かしながら

楽に体位を変えることができるかということを

「身体が知っている」ということは

介助すること、されることの質にも

関わってくるものだと思うから

図を見て理解する知識としてではなく

まずは動いていく中でその2種の動きを

感じ分けてみていただければと思った。

  

すでに職場で「美しい移乗(支援)でした」と

そのトランスファースキルを評して戴いたという生徒さんなので

(つまり、双方が機能的に動けるトランスファーだったということかと。素晴らしい!)

今日お伝えしたワークの中でも

ご自身の支える動き、運ぶ動きの質を

更に磨いて戴ければ

教科書どおりではない

様々なシーンがある現場で活かされていく面も

あるのではないかと思う。

B5ed95440a194b708171f669b945e781

コメント

この記事へのコメントは終了しました。