Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

タイの短編集を探していて

ふと目にとまった美しい表紙の本。

クリン書店(กลิ่นหนังสือ)という

オンライン書店でのみ販売されている

フリーランスのライターMoonscapeさんの作品

『作家とシェアハウスに住む(อยู่แชร์เฮาส์กับเหล่านักเขียน  )』

ここに滞在するのは

作家か出版社だけという条件の

風変わりな老婆が所有する

3階建てのシェアハウスのメンバーの

様々な物語だそうだ。

 

その背表紙にある言葉にも

また、「本とのブラインド・デート」という

表紙や名前(タイトルや作家名)だけで

本を選ぶのではなく

例えば、

「あなたが新しい人生を望むなら 変化を恐れないでください。人生はただ一つの人生です 時間は逆流せず、今だけです。」

といったような、

その本を紹介する

メッセージカードが添えられ、

紙に包まれた本を買うという

ユニークなシステムにも

とても心惹かれるものを感じた。

"เหนือสิ่งอื่นใด ฉันปรารถนาให้พวกเธอมีความหวัง ยามที่โลกมืดมนไร้หนทาง อย่าได้ลืมว่าเราเคยก่อกองไฟที่ยิ่งใหญ่ในสวนหน้าบ้าน อย่าได้ลืมเท้าเปื้อนโคลน กระโปรงปลิวลมและแขนขาที่เริงระบำให้แก่ชีวิต"

-คุณยายการเวก-

とりわけ

私は彼らが希望を持つことを願っています。

世界が暗くて無力なとき

私たちはかつて

前庭に大きな焚き火を作ったことを

忘れないでください。

泥だらけの足を忘れないでください。

風に吹かれるスカートと手足が

いきいきと踊ります。

カルウェグおばあさんの言葉

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焚き火を囲んで、裸足で踊ることのできる共有空間。

 

私は、そんなスペースを持っていないけれど

でも、例えば毎月の自習会などはせめて

教える、教えられるという括りのないところで

集い、時に語り合いながら動く

そのような居心地の「場」であることを願って

続けてきており

何かそうした縁側的な場で

相互の中に自然発生的に生まれるものが

大切なように感じている。

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