Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

その日のレッスンが終わって

中学生の生徒さんがふと思い出したように

「大きな問題というわけではないのですけれど・・・」

と、スパイダーのワークの中で感じた

股関節の動きの左右差について

疑問に思っていることを話してくれた。

  

その差異が

胸郭と骨盤の位置関係を見直したり

胸郭の形状をニュートラルにする働きを

保ちながら行って行ったらどう変わるのかを

確かめていく。

 

そう、以前2番や1番のプリエで

それと似たようなことを感じ比べたことがあったよね。

 

スパイダーは骨盤前傾位を保ちながら行うし

重力のかかり方もプリエとは違うけれど

とても良いところに気付けたのではないかなと話した。

 

 

長田弘さんの

「あのときかもしれない」という詩の中に

こんなフレーズがある。

 

「なぜ」と元気にかんがえるかわりに、「そうなっているんだ」という退屈なこたえで、どんな疑問もあっさり打ち消してしまうようになったとき。

・・・そのときだったんだ。

そのとき、きみはもう、一人の子どもじゃなくて、一人のおとなになっていたんだ。

長田弘 「あのときかもしれない」/『深呼吸の必要』 晶文社

小さな問題を、元気に「なぜ」と考えられるのは

とても素敵なことだと思う。

C5aa2c62fbdf43af8192b8f4a6b3348d

寒波到来で寒い週末になりそう❄️

コメント

この記事へのコメントは終了しました。