
静かなクリスマス
2021/12/25
先日母の買い物のお供をした時
「これ、読みたかったのよ。」と
佐藤愛子さんの近刊を2冊ほど買い求め
そのうちの1冊を
「先にあなたが読んでよ。」と
半ば有無を言わさず手渡された^^;
せっかくなので
静かなクリスマスイヴに
母の推薦図書を読むことにした。
『98歳。戦いやまず 日は暮れず』
雑誌で連載されていたエッセイをまとめたものだが
母が「この人の文章、一番好きなのよ。」という訳が
歯に衣着せぬ小気味良さのある文章に触れていて
とても腑に落ちる気がした。
つまり、どこか似ているのだ^^;
母はまだ80代だが
佐藤愛子さんの綴る「老い」の感触を
90代の父や義父母の様子と重ねながら
ああ、こういう感じだったり
見え方だったりするのかと思うと同時に
時折登場する娘さんの心情を想像してみたりしながら
イヴの晩は更けていった。
つかの間雪もちらついたクリスマスの晩は
大人の方のすすはらいレッスン。
年末年始も返上でお仕事とのことなので
ここ暫くの間の疲労をリセットしつつ
3ヶ月先の舞台に向けて
下地づくりのワークなども含めながらのひと時を過ごした。
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