一陽来復
2021/12/22
毎年大掃除はするけれども
今年は何故だか冬至の日までにスッキリさせたくて
大方の掃除や不用品の処分も終えて迎えた一陽来復の朝。
窓越しに差し込んだ朝日が
壁を照らすオレンジ色の温もりに
今日を境に陽に転じていくサイクルの節目を感じた。
昨日は今年最後の自習会。
顎のワークでの背骨の伸展と屈曲だけでなく
頸の回旋での目の動きや体幹の筋の働きあい方
肘への重さの流れ方やそのタイミングなどの左右差を感じていった。
振り向きやすい方と、し難い方
どんな違いがあるだろうか。
その違いに気付いてコーディネーションを修正してみると
動きの質の左右差がなくなってきたりもするし
どこかの働きの不足に気付いたら
もう一度いつものパターンで動いてみると
どこで代償しがちなのかも発見できる。
そのワークの中だけでなく
例えば座っている時、立っている時
同じようなパターンがないだろうか。
あるいは、バレエの方だったら
両手バーの後方へのカンブレで
頸を左と右にそれぞれつけてみて
日頃「何をしていて、何をしていないか」を
明らかにしていくこともできるのではないだろうか。
ある程度継続していく中では
動きの強度や難易度を高めたワークも行なってはいるが
プリエという基本の動作を
例えプロダンサーになってもやらなくなることは無いように
基本に戻ってその精度を見直しつつ
チューニングしていくことは大切だと思う。
明日は出張講座。
太陽も新たなサイクルに入ったところで
基本を磨きながらこの1年を締めくくるひと時にしたい。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント