Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

情報空間に溢れる言葉たちに

翻弄されないように生きていくのも

容易ではないご時世でも

心が時代の奴隷になってはいないだろうか

ということを繰り返し自身に問うということを

昨年も繰り返した1年だった。

 

「わからない」という地点に留まり

判断や解釈を急がないということが案外、難しく

自分の信じたいものや価値観に

或いは、居心地の良い意見に

靡いてしまいがちなのが

私たちなのだろうと自覚しつつ

判断や解釈以前に生じる違和感を

感じ取る野生的な感性のようなものが

せめて少しでも錆び付かないようにあるために

私にとっては

原初の動きに集中する時間がやはり

心身のゼロポジションへと立ち戻り

都度バランスを見出すひとときなのだと思う。

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澄んだ青空が広がった令和4年の元旦

 

太陽の光の力強さを温もりとして受け取りながら

樹木の梢にある無数の小さな膨らみに

その内を巡っている生命の働きを感じつつ歩く

そんな小さな習慣を通じたリアルな感触を

今年も大事にしながら過ごしたい。

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