
結ぶ時間
2022/02/12
歩行時の股関節伸展に働く大臀筋
その働きも関わるエクササイズのひとつとして
ペルヴィック・ティルトがあるが
その際のエラーパターンとして
ダックさんあるある
タックさんあるある
についての話題になった。
基本形を正確に行っていく前に
それぞれの代償を抑制するための工夫や
動きの矢印など留意点を伝えた上で
まずは大臀筋の働きで伸展する股関節を確認してから
基本形を行っていく。
その感覚を入力してからの歩行は
それまでとちょっと違うのではないだろうか。
そして、それ以前の
ハイハイや高バイではどうだろうか。
大臀筋、特に下部繊維の働きが悪くなると
ダックの要因にも、タックの要因にもなり得るし
それによって膝のトラブルにつながることもあるから
特定の機能にフォーカスを絞ったエクササイズを
取り入れることもあるけれど
そこから、赤ちゃんの立って、歩くまでの
過程の意味を再発見する面白さや
身体という質量のある世界と
意識、あるいはその背景の質量のない世界を
結んでいく時間の楽しさを感じて貰えたら幸いだ。
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