
桜のトンネルで
2022/04/05
花冷え、花散らしの雨となったここ数日だが
先週末が通院の日だった父の送迎の際に
束の間でも満開の桜のトンネルを抜ける
花見のひと時を過ごせたのは幸いだった。
親たちの老いに振り回されることも多々ある日々だが
「ああ、桜が綺麗だねえ。」という
心の動きそのままが滲み出る声に触れた時
凡庸な姿をした
でも、かけがえのない瞬間がまたひとつ
記憶に刻まれていくのを感じた。
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ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉
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