Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

課題

バレエシューズでドゥミ・ポアントにルルヴェをする時

甲に痛みを覚えた日があり

その後、荷重が拇指側に偏らないよう気を付けたら痛みは出なくなったけれど

自分のアーチやルルヴェの仕方がどうなっているのかちゃんと知りたいというご相談があった。

 

内側のアーチが落ちてしまう事への自覚はある。

では、どの瞬間にそれが生じ始めているのか

2番ポジションで踵側から動画を撮り

踵が床から離れ始めたごく早いフェーズに

既にその崩れが生じている事を

先ずはご本人に認識してもらった。

 

その上で立方骨の調整や外在筋へのアプローチ

外側縦アーチの機能改善のためのワークを行い

もう一度同様の動きを撮影して

それが改善されている事や

痛みが生じた部位への偏った負担がなくなること

内側のアーチも働きやすくなることを確認。

 

内側、外側、横

それぞれのアーチが働きあって

足は適切に機能するが

立方骨の落ち込みの様に

骨があるべき場所におさまらないと

うまく機能してくれないことがある。

 

そしてもちろん

それはダンスだけでなく

それ以上に日々の歩行の課題でもあるし

今回は、何をしているのか

どうしたら好ましい方向に向かうのかを

クリアにしたに過ぎないけれど

与えられた課題としてでなく

また、

現状をちゃんと把握したいという

自身の切実なニーズから生じた問いだから

その体験の響き方も

違ってくるのではないだろうか。

 

その日は足部や下腿のワークに終始したが

足元が変わることで

股関節を側面から支える小臀筋や中臀筋といった外転筋も

自ずと機能しやすくなっている事が

感覚的にも、また前後に撮影した写真から

視覚的にも確認できた機会になったと思う。

 

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夏を歩く

砂利道を歩くこともコンディショニング。

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