Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

昨年8月に生まれた孫も暫く前から「寝返り」と「寝返り返り」をするようになったと、娘が動画を送ってくれた。

  

腹筋を使って脚と骨盤を持ち上げながら、重力と勢いを巧みに使いゴロンと寝返る様は、ダイナミックでありながらしなやか。

 

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誰に教わる訳でもなく動くことを学び取っていく幼な子と、徐々に動きを失っていく老人とを

日常的に目の当たりにしている訳だが(^^;;

Cカーブの背骨で生まれ、徐々にS字カーブを育んで行く赤ちゃんの運動学習の過程に学び直すことで、

現状を少しでも良くしていく余地があるということを受け入れる思考の柔らかさが、

やはり親世代になるとなかなか持てないもののようだし、

試してみていっとき納得しても、認知症気味だと新しく覚えた習慣化されていないことは30分もすれば忘れてしまう^^;

 

四つ這い位やハイハイという行為に屈辱的なイメージもあるのかもしれないが、

そういう先入観をまだ身体が充分に動けるうちに払拭でき、

自身を調律する自然で持続可能な運動として習慣化されていることが、

とても幸いなことの様に感じられる。

 

 

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