
寝返りの中にあるヒント
2024/03/24
ワークでまず行う寝返りは
上肢の動きがリードするスタイル。
寝返る時、大きく動く側だけでなく
床側の体幹の働きも感じてみてという話もよくする。
例えば左右どちらかの仙腸関節にトラブルが起きやすい時
この寝返りをゆっくり丁寧に行い、腹横筋や内腹斜筋(特に横行下部線維)の働き方を左右で比べてみたり、
働きが弱い時、身体のほかの部分がどんな風に代償しているかを感じてみると
改善への糸口が見つかるかもしれない。
片足で立っている時や歩く時、上半身の重さや反対側の寛骨や下肢の重さなど床の方へ向かう力(緑色)と床反力(黄色)によって
寛骨(水色)と仙骨(桃色)の間の関節面には剪断力がかかるが、
その時関節を安定させる働きに関わっているのが、腹横筋や内腹斜筋の横に走行している繊維。
少しずつ日が長くなって、河川敷の夕暮れ時の風景も楽しめるようになってきた。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント