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庭とエスキース
2024/03/27
一冊の本との出合いが
この春を潤していく。
人と人の間に紡がれるもの
それは不在によって消えるものではなく
その記憶を持つ人の中で深まってもいき
また、他者を眼差す自己を
深めてもいるのかもしれない。
木が枝葉を伸ばし、隣り合う木の枝葉と触れ合いながら深い森を作り出すように、僕たちにも他者と触れ合うことでしか深められない何かがきっとあるのだろう。もし、この何かを拾い上げていくことができれば、僕たちは生きることの前でもっと強くなれるのかもしれない
奥山淳志『庭とエスキース』より
大地が少しずつ纏う春の衣。
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