きほんのき
2024/04/03
肩関節や股関節に違和感や痛みがある時
その部位だけにフォーカスするのではなく
体幹の硬さや偏った緊張が無いかを
省みることも忘れないようにしたい。
例えばアームスや脚を動かす際、
ある領域で肩や股関節に引っかかりを感じる様な時
新正体法の動診で胸部や腰部の動きをチェックしてみると
回旋の動きの左右差が大きかったりすることも少なくない。
操法でもその偏りはかなり改善するが
その後に寝返りを丁寧に繰り返す事も大事。
この寝返りの際の背骨のらせんの動きを学ぶことが、
体幹の動きのしなやかさを育む1丁目1番地。
先日、久しぶりに「股関節くるくる」のワークをやった方が
こんなにできなくなっていたとは…と愕然としていらした。
一度はできるようになったことも、ある程度習慣的に行わなければ、
特に日常的に使われる事が無い神経の回路はまた弱まっていってしまう。
ナチュラリゼーションの一つひとつの動きはシンプルだが、
満遍なく身体を動かし感じていくための必須要素が、そこにはたくさん含まれている。
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