
肘
2024/09/14
「肘」という言葉でどこを思い浮かべるだろうか。
アームスに悩む生徒さんに、そんな事を改めて問いかけてみた。
前腕と手と肩甲骨に主にフォーカスが向いている様だったが、上腕骨の動き、特に内側上腕顆と肩関節(肩甲上腕関節)の動きを丁寧に繰り返し、上腕骨の感覚が掴めてくると腕の収まりが良くなってきたが、同時にタイトさを覚える部位もクリアになってきた。
改めて肩関節の動きをチェックしていくと後下方組織に制限が見られ、回外筋もタイトになっている様だったので、それらを改善するためのワークも行うと、だいぶアームスが動かしやすくなったとの事。
そしてその方の場合、内側上腕顆をガイドにすると腕の操作がよりスムーズに感じられるそうだ。
肩関節は本来動きやすい関節だが、そこに制限が生じるとそれを補って隣り合う関節(肘)が過剰に働かなくてはならなくなる。
ダンスやワークの動きだけでなく、日常の動作でも上腕骨の動きを見直していく事もまた大事かと。
夏から秋へ
日中は未だ残暑が厳しいが、黄昏時の公園では、ツクツクボウシとヒグラシ、秋の虫たちの奏でる音楽が響き、夕涼みのひと時を心地よく包んでくれる。
スタジオ周辺は今日明日と秋季例大祭のようだ。
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