左目の記憶
2026/07/09
フィジカルサポートカラーの効果は室内で感じた以上に、スタジオへの行き帰りの道で歩く時のバランスの変化や動きの軽さとしてより強く感じた。
左右だけでなく伸筋・屈筋のバランス、ヘッドコントロールまでもが、知らず知らずのうちにいつもと違うところへ「運んでくれる」感じ。
その在り方に身体が慣れてしまう前の、意識が遅刻者であることを自覚する様な、その「自ずと運ばれる」違いの感覚を味わうのが楽しかった。
特に帰りは駅から自宅までの道のりの後半が坂道続きで、いつもならその長い坂道の終わる手前あたりでちょっとひと息つきたくなる様な感じもするのに、全くそんな気配もなく楽に坂を上り切ってまだ余力がある位だったのが印象的。
背骨で特に違いが感じられるのが、胸椎1番と腰椎5番、それに連動する様に股関節の安定感も微妙に変わる。
良い意味で「脚が重くなる」というか、一歩一歩を仙骨から踏んでいる様な感触が強まり、歩幅が広がる感じ。

私は昔から左目が乱視も近視も強く、かなり左右差があるから本当はメガネなりコンタクトなりで補正した方が良いのは重々承知していたが、ハッキリ見えることが必ずしも自分の身体にとって楽では無いと感じてきた。
カラーレンズはその補正の違和感を和らげてもくれる。
そういえば左目に関しては、中3の修学旅行の時に同級生の男子が悪戯でごく至近距離でカメラのフラッシュをたいて、最初はチカチカしたもののすぐに落ち着いたから旅行中は余り気にしなかったが、帰宅後後視野に違和感を覚え東大病院に1週間ほど入院したことがある。
何故東大病院だったかというと、私が生まれたのがそこでもあり(当時父の実家は本郷にあった)、母の幼馴染がそこで婦長をしていたから、親の安心感もあったのだろうと思う。
結局視神経炎という診断だった。
入院している間に違和感は消えたし、その後ひと月ほどで、父の両親たちと同居するための引越しで私は転校することが決まっており、引越し・転校した途端の高校受験とドタバタが続く中で目のこともすっかり忘れていた位だから因果関係は不明だが、カラーレンズで視界に安心感を覚える様になって殆ど忘れかけていたその時期の記憶が断片的に思い出されるのもちょっぴり面白い。

この記事へのコメントは終了しました。
コメント