やり残したままでは進んでいけない
2020/06/04
という記事に心惹かれて、久しぶりにナショジオを購入した。
グラフィックの美しさに惹かれた部分が大きいので、オンライン記事の動画のように動かなくても、むしろその軌跡がよく表れている紙媒体の誌面は、子どもたちと一緒に観るにも適していると感じ満足している。
ヒトの脚は倒立振り子のように働き、走るより歩くことが効率的だ
とヒトの歩行の図のキャプションにあったが、でもその効率的であるはずの歩きすら案外できていなかったりする。
さて、今月は中学生の生徒さんたちのレッスンからスタート。
先日の課題を出した生徒さんは、そこで感じる事が「やり残してきたこと」へと少しずつ結びついてきたようだ。
足元が確かになり、股関節のターンアウトが効いてくるほどに、分離運動に必要な拮抗する働きも必要になってくる。
その働きを目覚めさせるためのワークは以前にも折に触れてレッスンの中で行ってきたが、やり残したままでは進んでいけないということがよりクリアになり、与えられた課題から転じて自分の見出した意味から発したニーズになった今の彼女は、その壁を乗り越えられそうだと昨日の動きや、取り組んでいる際の反応からも感じた。
単に量でも、強度でもなく、機が熟す時というのがやはりあるものだ。
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