
水の時間
2020/09/23
次のアウトドア・セッションは
「水の時間」が良いとリクエストがあった。
そう、海の水がまだあまり冷たくならないうちに
波打ち際や浜辺で動くのも面白そうだ。
天地のはざまに満ちる大気と
水の脈動を感じながら
どんな動きが表れてくるのかと
想像しただけでも
身体が動き出す。
未熟な水から
成熟した水へと成長するかのような
今の彼女とのひと時が楽しみだ。
静止した水は受動的である。それは形がなく生命がないように見える。しかし動き始めるやいなや、多数の構造面が生じ、神秘的な渦巻き状の小さな構造をいくつも作り出す。水の本質は動くことにある。活発になると生きた状態となり、動くことで、生命をもたらす潜在力(ポテンシャル)が現実のものとなる。
未熟な状態の水は貪欲にミネラルを吸収する存在であり、山の泉のように成熟してはじめて、環境が渇望する栄養を周囲にもたらすことができる。アリック・バーソロミュー『自然は脈動する――ヴィクトル・シャウベルガーの驚くべき洞察』
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