Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

立位体前屈やダウンドッグ、
バレエであれば前方へのカンブレなどで
私は腰やハムストリングスなどが硬いからと
仰る方も少なくはない。

それも要素ではあるが
「柔軟性」という言葉の持つ
筋肉の長さや硬さというイメージばかりに
囚われてはいないだろうか。

ちなみにflexibilityという言葉を辞書で引くと

〔物の〕曲げやすさ、しなやかさ、柔軟性
〔変化に対する〕適応性、順応性
〔人の〕従順さ、素直さ

といったように定義されている。

背面側を伸ばそうと頑張って
上のようになっているケースは少なくないが
背面側が伸ばされる前に
前面側、この場合なら
股関節で折り畳まれることに関わる筋の働きが
忘れられていないだろうか?

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だから曲げにくくしているということに気付いた生徒さんに
それに繋がることを学習しているのが高バイですよとお話ししたら
「考えたこともなかった」と(笑)

何かを考えるとき
何が考えられていないのか
問いの方向性を問うてみる「しなやかさ」も
自分が知らず識らずのうちに
していること、していないことに気付く一歩だ。

そして、それに気付く事で
高バイから学びとれる事も
また一歩前進する。

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