Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

デブロッペ・ア・ラ・スゴンド

右をスタンディング・レッグにした、
脚を上げていく動きがし難いという生徒さんと、
何故、動き難いのかを一緒に考えていった。

脚や骨盤帯の筋肉を、
どう扱うかで模索している感があったが、
そこから少しフォーカスを引いて
骨盤と胸郭の関係性と
呼吸を通じた胸腔のスペースなど、
主に胸郭の動きに
別様の選択肢がないかを見直していった。

骨盤と胸郭の関係性が変わることで、
腹腔や骨盤帯の筋の働き方も
自ずと変わっていく。

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動きにくさの出発点は、
案外、自分が注意を向けているところや瞬間とは
違うところにあったりするものだし、
1日に2〜3万回もしているという呼吸の際の
胸郭の動きのパターンも
結構偏っているもの。

半ば無意識に行なっているような
プライマリーな動きほど、
踊りやワークの中で意識する以前に、
日々の暮らしの中で
自分が何をしているかに
意識的であることや、
懐疑的な視座を持つ事が大事だと思うということは
よく話しているが、
今日もまたひとつ盲点が発見できたり、
これまで重ねてきたワークのいくつかが
この動きの中で結びついたのではないかと思う。

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