
暮れの都心
2020/12/29
暮れになると恒例の日本橋での買い物
今年はギリギリまで様子をみたが
年に一度、この時期しか買えない弁松総本店の錦玉子だけは
やはりどうしても実家の父に贈りたくて
朝一番で出かけてきた。
年に何回か、
実家の父からの連続したショートメッセージが
届き続けるような事がある。
大抵は転ぶなどして体調に自信が無くなった時だが
返信を期待するというより
ただ、語り続けるかのようなメッセージは
当初は直近の出来事から始まっても
過去の記憶へと移ろっていく。
もう何度も語られた
時代ごとに1枚のピクチャーとなったような
記憶の絵巻が
言葉となって届くことが多かった12月。
例によって都度返信はしなかったが
せめて毎年一度の
父のノスタルジアに寄り添う味を届けることが
この冬もできたことに感謝。
それにしても
首都高3号線の池尻大橋さえ渋滞していなくて
一部の商業施設周辺以外は
こんなにガラガラの都心は初めてかもしれない。
開店15分前位には到着し
パーキングも店内も
まだあまり混雑する前に買い物も済ませることができ
帰りに新大久保でタイ食材も買い込んで
午前中には帰宅。
皇居周辺にはランナーの姿が。
市ヶ谷あたり。
新宿。
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