
梅
2021/02/13
庭の梅の木を見上げては
服部嵐雪が詠んだ
「梅一輪 いちりんほどのあたたかさ」という歌を
思うこの頃。
先日の新音義説ではないが
言霊学の本によれば
梅のウとメには以下のような意味があるという。
言霊ウ :
何もない広い心の宇宙の中に何かが動き出します。何かは分らないけれど広い宇宙の一点に動き出したもの、そしてやがては「私」という意識に発展して行く最も原始的な意識の姿です。
言霊ケ・メ:
言葉に組まれる直前のイメージとして一つに集約される現象であります。
島田正路 著『古事記と言霊』 言霊の会
春の兆し、気配を感じる花の名前として
なんと相応しい響きだろう。
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