Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

庭の梅の木を見上げては

服部嵐雪が詠んだ

「梅一輪 いちりんほどのあたたかさ」という歌を

思うこの頃。

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先日の新音義説ではないが

言霊学の本によれば

梅のウとメには以下のような意味があるという。

言霊ウ :

何もない広い心の宇宙の中に何かが動き出します。何かは分らないけれど広い宇宙の一点に動き出したもの、そしてやがては「私」という意識に発展して行く最も原始的な意識の姿です。

言霊ケ・メ:

言葉に組まれる直前のイメージとして一つに集約される現象であります。

島田正路 著『古事記と言霊』 言霊の会

春の兆し、気配を感じる花の名前として

なんと相応しい響きだろう。

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