
「Hop」「Hope」「Spring」
2021/03/17
自習会
昨日は大人の生徒さんの自習会
今回は幾分レッスン寄りではあったが
肩甲骨の挙上と下制の動きを出しながら
胸郭・脊柱の動きとの関連性を感じていくことを
重力のかかり方を変えながら
集中的にワークをしていった。
挙上に働く筋群と、下制に働く筋群が
動きの中でリリースされたり
あるいは機能が取り戻され、活性化してくると
例えば顎のワークで、腹つき這いのワークで
それまで動かせていなかった動きがまだあることや
より滑らかに動く背骨を実感する事ができたりもする。
「Hop」「Hope」「Spring」
出勤前だろうか割と朝早くに
次女から動画とメッセージが送られてきた。
「朝からお腹の上でトランポリンがわりにされてるよ😅」と。
まさに、トランポリンで大はしゃぎの満面の笑顔と歓喜の声だ(笑)
その様子を見ながら浮かんだ
「Hop」「Hope」「Spring」の単語から
ふと、エリクソンの言葉を思い出した。
希望は「期待に満ちた願望」である……
希望(hope)は跳躍(原語leap)を意味する“hop”にも繋がっているように思われる。……
希望 は、予備的な想像の段階でも、あるいは最初の一歩を実際に踏み出す時でも、期待に満ちた跳躍を促すような自由感(a sense of leeway,自由な活動空間が在るという感覚)を、予測される未来に対して付与するのである。
Erik H. Erikson / Joan M. Erikson (原著)
『ライフサイクル、その完結』みすず書房
次から次へと不安を煽るような報道や
希望を失わされそうな情報の海の中で
迷子になりそうになったら
幼子のようにジャンプしてみよう。
気持ちが晴れ晴れとしてくるものだ。
そして、その晴れ晴れとした心に
ひと筋立ち上る希望から
拓けていく未来があるのではないだろうか。
幼児的な遊び(プレイ)は(成熟した人の心を 刺激する遊び道具、つまりダンス、演劇、儀式と 同じように)、目的的なものが過去に固着してい るものから解放されるような、中間的な現実(intermediate reality)を提供するものである。
Erik H. Erikson (原著) 鑪 幹八郎(訳) 『洞察と責任』 誠信書房
ちなみに、私は時折自宅でもHOPする。
大きめのバランスパッドを2枚ほど重ねた
「なんちゃってトランポリン」で
ダイナミックアーチのラインを保って
スモールジャンプを繰り返すわけだ。
パラレル・ポジションでも行うし
ファースト・ポジションで行えばタン・ルヴェだ。
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