Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

自習会

昨日は大人の生徒さんの自習会

今回は幾分レッスン寄りではあったが

肩甲骨の挙上と下制の動きを出しながら

胸郭・脊柱の動きとの関連性を感じていくことを

重力のかかり方を変えながら

集中的にワークをしていった。

 

挙上に働く筋群と、下制に働く筋群が

動きの中でリリースされたり

あるいは機能が取り戻され、活性化してくると

例えば顎のワークで、腹つき這いのワークで

それまで動かせていなかった動きがまだあることや

より滑らかに動く背骨を実感する事ができたりもする。

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「Hop」「Hope」「Spring」 

出勤前だろうか割と朝早くに

次女から動画とメッセージが送られてきた。

「朝からお腹の上でトランポリンがわりにされてるよ😅」と。

まさに、トランポリンで大はしゃぎの満面の笑顔と歓喜の声だ(笑)

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その様子を見ながら浮かんだ

「Hop」「Hope」「Spring」の単語から

ふと、エリクソンの言葉を思い出した。

希望は「期待に満ちた願望」である……

希望(hope)は跳躍(原語leap)を意味する“hop”にも繋がっているように思われる。……

希望 は、予備的な想像の段階でも、あるいは最初の一歩を実際に踏み出す時でも、期待に満ちた跳躍を促すような自由感(a sense of leeway,自由な活動空間が在るという感覚)を、予測される未来に対して付与するのである。 

Erik H. Erikson / Joan M. Erikson (原著)
『ライフサイクル、その完結』みすず書房

 

次から次へと不安を煽るような報道や

希望を失わされそうな情報の海の中で

迷子になりそうになったら

幼子のようにジャンプしてみよう。

気持ちが晴れ晴れとしてくるものだ。

そして、その晴れ晴れとした心に

ひと筋立ち上る希望から

拓けていく未来があるのではないだろうか。

 

幼児的な遊び(プレイ)は(成熟した人の心を 刺激する遊び道具、つまりダンス、演劇、儀式と 同じように)、目的的なものが過去に固着してい るものから解放されるような、中間的な現実(intermediate reality)を提供するものである。

Erik H. Erikson  (原著) 鑪 幹八郎(訳) 『洞察と責任』 誠信書房

  

ちなみに、私は時折自宅でもHOPする。

大きめのバランスパッドを2枚ほど重ねた

「なんちゃってトランポリン」で

ダイナミックアーチのラインを保って

スモールジャンプを繰り返すわけだ。

パラレル・ポジションでも行うし

ファースト・ポジションで行えばタン・ルヴェだ。

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