Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

顎のワークの際に

発声を伴うのはなぜだろう。

先月、ある学生さんが改めて問いを抱いた。

 

それに対して

声を出すことを通じて

どういう働きを誘いたいのかしら?

と問い返した。

 

その後の探求から

またいくつかの発見があり

それは顎のワークだけでなく

ダンスのレッスンの中で行う動きや

ストレッチにも

良い感触の発展があったようだ。

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例えば

背骨の動きの一部の硬さが

なかなか取れない人が

往々にして発声が持続せず

途切れ途切れになってしまいがちなのは

なぜだろうか。

 

腰椎の彎曲について考えていく時は

股関節に付着する筋群や靭帯の短縮による骨盤前傾や

後傾による腰椎の平坦化だけでなく

腰椎より上部にあるかもしれない要素にも

フォーカスを向けていく。

 

横隔膜の動きや

大孔・頚椎・胸骨・横隔膜・L1L2

結合している腱膜の状態にも

脊柱のカーブに影響を与えている

硬さがあるかもしれない。

 

どこかの動きがなかなか出てこない

その一方では

動き過ぎてしまうところがあるもの。

動き過ぎる部位を安定化させる働きを

考えてみよう。

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