
探求
2021/03/05
顎のワークの際に
発声を伴うのはなぜだろう。
先月、ある学生さんが改めて問いを抱いた。
それに対して
声を出すことを通じて
どういう働きを誘いたいのかしら?
と問い返した。
その後の探求から
またいくつかの発見があり
それは顎のワークだけでなく
ダンスのレッスンの中で行う動きや
ストレッチにも
良い感触の発展があったようだ。
例えば
背骨の動きの一部の硬さが
なかなか取れない人が
往々にして発声が持続せず
途切れ途切れになってしまいがちなのは
なぜだろうか。
腰椎の彎曲について考えていく時は
股関節に付着する筋群や靭帯の短縮による骨盤前傾や
後傾による腰椎の平坦化だけでなく
腰椎より上部にあるかもしれない要素にも
フォーカスを向けていく。
横隔膜の動きや
大孔・頚椎・胸骨・横隔膜・L1・L2に
結合している腱膜の状態にも
脊柱のカーブに影響を与えている
硬さがあるかもしれない。
どこかの動きがなかなか出てこない
その一方では
動き過ぎてしまうところがあるもの。
動き過ぎる部位を安定化させる働きを
考えてみよう。
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