昨日の出張講座で新しいワークが続いた後

クールダウン的に身体を整える意味で

基本の這う動きをいくつか行っていただいた。

その時はみなさんリラックスモードで動いていらしたと思うが

特にハイハイでは、その後ろ姿をみながら

赤ちゃんのように、人体という自然のデザインに沿った

綺麗な動きをしているなと感じた。

帰宅してから1年半前に

そちらのお教室で撮ったみなさんのハイハイの動画を

改めて見て確認もしたが

一歩を進めるたびに骨盤が大きく傾いたり

足首や膝を捻るような運ばれ方をしていた脚や

大腿骨のデザインを活かせない位置に置かれて

身体の重さを支えていた膝も

いつの間にか

あるべきところに収まって

あるべき軌道で動かされている

見ていても気持ち良い流れとリズムを感じる

今の姿とは随分と印象が違った。

普段、自分の歩く姿を

後ろから見る機会も少ないだろうし

ましてや這う姿は動画にでも撮らなければ

ご自分で見ることはあまりないと思う。

けれども、そこには確かに

自然を取り戻しつつある

素直な美しさが表れている。