
体育祭のシーズン
2021/05/20
リレー2本に、大縄で5分以上跳び続けることなどが
繰り返された後の筋疲労を
なるべく翌日まで残さないために
どうしたら良いだろうかという
中学生の生徒さんからの問いがあった。
自分でも色々と工夫してケアしてみたそうだが
腿の外側の張りがなかなかとれないとのこと。
タイトさを感じている部分から
少しフォーカスを引いて考えてみようということで
まずは一方の脚で
TFLをリリースするためのいくつかのワークを行い
その緊張や周囲の組織との滑走性が改善されると
腸脛靭帯や外側広筋、大腿直筋の硬さはどう変化するかを
アプローチしていない方との違いも含めて確認していった。
もう一つ、翌日になるべく疲れを残さないためには
間質液の循環を促す要素も必要なので
そのためのケア法も再確認したり
立ったまま、或いは椅子などを用いて
競技の合間にできるケアのバリエーションなども行ったが
原因をクリアにすること
対処法を知ることだけでは不十分なので
最後に、そのTFLは
どんな働きを補完、つまり肩代わりして疲労してしまうのか
中臀筋の後部繊維や大臀筋の働きと
TFLひいては腸脛靭帯にかかる負担の関係を
シングルレッグ・スクワットや
ツールを用いた片足でのプリエなどでクリアにしたり
スパイダーのワークを行ったりした。
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