Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

素足でビブラムを履くのが気持ち良い季節になった。

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舗装された道より、不整地を歩くのが好きなのは

足で受け取った情報を、股関節で聴くという感触を

よりクリアに感じるから。

 

それを最初に感じたのは

京都の鞍馬山をビブラムで登った時だが

その当時より、今の方がより鮮明に感じるのは

中継点である膝からも

邪魔するものがなくなってきているからだと思う。

そうして歩いている中で

足趾の動きもどんどんスムーズになって

足裏の感触も柔らかさを増す。

 

スタジオの中だけでは完結しないのは

大地との対話の時間の中で

育まれるものもあるから。

 

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鞍馬山からの眺め(2016年11月)

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歩いた後の温泉は最高!

 

今はなかなかそうして遠方まで出かけるのが難しいが

それでも身近な自然を感じながら歩く中で

ふと出合う美しい空を眺めるのは

やはり至福のひと時だ。

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