
大地との対話
2021/05/02
素足でビブラムを履くのが気持ち良い季節になった。
舗装された道より、不整地を歩くのが好きなのは
足で受け取った情報を、股関節で聴くという感触を
よりクリアに感じるから。
それを最初に感じたのは
京都の鞍馬山をビブラムで登った時だが
その当時より、今の方がより鮮明に感じるのは
中継点である膝からも
邪魔するものがなくなってきているからだと思う。
そうして歩いている中で
足趾の動きもどんどんスムーズになって
足裏の感触も柔らかさを増す。
スタジオの中だけでは完結しないのは
大地との対話の時間の中で
育まれるものもあるから。
鞍馬山からの眺め(2016年11月)
歩いた後の温泉は最高!
今はなかなかそうして遠方まで出かけるのが難しいが
それでも身近な自然を感じながら歩く中で
ふと出合う美しい空を眺めるのは
やはり至福のひと時だ。
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