
共存
2021/10/23
私たちは腸などの消化器系以外にも
皮膚、口腔、鼻腔などの呼吸器系粘膜
膣・膀胱・尿管などの泌尿器系の粘膜に常在する
微生物と共存しながら健康を保っている。
「息・食・想・動」と相関する「環境」は
外部だけでなく
身体の内側のありようでもあるということだと思う。
腸内菌叢のパターンも
その人が住む国によって大きく異なり
食文化や生活習慣を反映した菌叢となっている可能性が
示唆されているという。
微生物に関しては
『あなたの体は9割が細菌:微生物の生態系が崩れ始めた』も良書。
Kindle版、単行本、文庫本がある。
昨年末ごろになるが
手指のバリア機能についての記事があったが
様々な除菌グッズでの「取り除く」も過度になれば
そうした機能も低下し
バランスも崩されてしまうと思うから
手洗いや手指消毒という社会の要請もあり
公共の場ではそれに従うけれど
その分をせめて、多様な発酵食品を摂ることで内側から
また手作りの乳酸菌ローション等で外から補うことや
水で薄めた乳酸菌液を
時折アロマディフューザー(熱を使わないもの)で
室内に拡散させることなども
薬品や合成香料が苦手な私なりの健康維持の対策。
蓬龍宝(白龍)という乳酸菌液に
パチュリやミルラの精油をほんの少し加えたものを
30mlぐらいの小さな瓶に作り置いたものは
私の唯一の基礎化粧品でもあるし
外出するときはごく小さなアトマイザーに入れて
適宜ハンドケアに用いたりする形で役立てている。
パチュリは好みが分かれるかもしれないが
調香の際のベースノートにもよく使われるように
ほんの少しでもオリエンタル調の香りが長く留まるし
スキンケアにも向いた精油だ。
季節や気分、体調など目的に応じて
精油のブレンドを変える楽しみも。
蓬龍宝には黒蜜糖を拡大培養に使った茶色い製品「紅龍」と
北海道産の砂糖大根から造られた甜菜糖を使った「白龍」があり
私は、上記のような使い方には白龍を使用中。
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