Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

昨日の中学生さんのレッスンでは

ペルヴィック・ティルトのようなシンプルな動きでも

どこを使うかというような筋収縮の感覚だけでなく

空間と動きの矢印でもイメージしてみると

動きの感触はどう変わるだろうかというような視点も

持っておくと良いよという話をした。

 

恥骨は、膝は、どの矢印に動き

足はどのように体重を支えるのか。

骨盤が上がるにつれ

股関節が僅かに外旋してしまうとき

足裏への重さの流れ方は

どうなっているだろうかといったキューイングで

手がかりをガイドすることもあるけれど

その「そうか」で終わりにせずに

例えば胸郭と骨盤の間で働く筋たちの

働き方に左右差があるのなら

他にどんなランドマークがあるだろうかと

自分なりの点や矢印を考えてみて

手がかりを創造していくこともできるよね。

 

そして

与えられたキューから

発展させたり

削ぎ落としていったりすることが

むしろ、面白いところなのではないかな。

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