
手がかり
2021/10/25
昨日の中学生さんのレッスンでは
ペルヴィック・ティルトのようなシンプルな動きでも
どこを使うかというような筋収縮の感覚だけでなく
空間と動きの矢印でもイメージしてみると
動きの感触はどう変わるだろうかというような視点も
持っておくと良いよという話をした。
恥骨は、膝は、どの矢印に動き
足はどのように体重を支えるのか。
骨盤が上がるにつれ
股関節が僅かに外旋してしまうとき
足裏への重さの流れ方は
どうなっているだろうかといったキューイングで
手がかりをガイドすることもあるけれど
その「そうか」で終わりにせずに
例えば胸郭と骨盤の間で働く筋たちの
働き方に左右差があるのなら
他にどんなランドマークがあるだろうかと
自分なりの点や矢印を考えてみて
手がかりを創造していくこともできるよね。
そして
与えられたキューから
発展させたり
削ぎ落としていったりすることが
むしろ、面白いところなのではないかな。
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