身体と空間②
2021/12/11
この季節になるとユーミンの「真冬のサーファー」
Take offの高鳴りを かかとに感じる.
というボード上の身体感覚を表したフレーズを思い出す。
(これは以前湘南海岸で撮った写真だけれど、小さな少年の海に挑んでいくかのような目が良かった。)
身体と空間を考える時
舞台やスタジオのような空間も
身体が動きと共に描く空間もあるが
歩くにしても、走るにしても、踊るにしても
床や大地と26個の小さな骨たちが作る
足元の小さな空間からも
私たちは多くの情報を得ているから
その空間を感じる精度や
前後左右斜めへのたった一歩の精度を
向上させるためのワークも
日々の調律も大事にしたい。
特にバレエはルルヴェやポアントシューズなど
地面から踵が離れた状態で動くことが多いから
レッスンの中でも踵感覚は様々なワークの中で
その精度を上げていけるようアプローチをしている。
私個人の日常的な調律としては
不整地を歩く以外に
コアクレードルやスラックラインのようなツールも用いたりはするが
結構便利に使えるのが折り畳みタイプのヨガマット。
グリッド線のような目安にもなるし
折り目のラインと周囲との僅かな高低差も
触覚的なガイドになってくれる。
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