Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

肩関節の0ポジションということがよく言われるが

『股関節 協調と分散から捉える』という書籍の中で

股関節のそれに相当するポジションについての考察があった。

 

股関節屈曲60度付近(50°〜70°)と思われる

 

ということで、そう思われる根拠が

そのコラムの中で解説されているのだが

ハイハイの動きをそのような観点からも考えてみると

面白いのではないかと思う。

 

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床からの反力が

最も省エネで寛骨に渡されて

体幹を前へと推進させていくポジション。

 

そして

肩関節の0ポジションでも

肩甲骨と胸郭の間の関節(肩甲胸郭関節)の安定が大事なように

寛骨と仙骨の間の関節(仙腸関節)の安定性も

その推進力の受け渡しには大切で

それらはいずれも「面」で支える関節ではないだろうか。

 

また、長内転筋のように

股関節の屈曲角度によってその作用が変わる筋の働きも

その0ポジションあたりを境にしているということも

ハイハイの中ではよく感じられるから

改めてその働きを体感してみると良いと思う。

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この本、表紙のBonnie Hofkinさんのイラストも素敵♪
 

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