
皮膚感覚
2022/05/13
このところ、少しずつ精読している
『Dermo Neuro Modulating』
侵襲的ではないアプローチを中心に学んできた者としては腑に落ちる事も多い内容で、皮神経について学ぶのが楽しい。
著者のサイトでは、解像度の高い画像をPDF形式でシェアして下さっているので、Kindle版では見にくい部分も確認することができる。
https://drive.google.com/file/d/1ENoMrV4GECZkqI51q_dngJVVkgxuHUpW/view
セルフケアの観点からも、
ついついやり過ぎてしまいがちな
ストレッチやセルフマッサージ、筋膜リリースの前に
気持ち良い範囲で(痛気持ち良いは含まず)
穏やかに皮膚を動かし、緩むのを2〜3分待つようなアプローチを
行ってみるのも良いのではないかと思うし
特に発達段階の動きを通じて
運動の基本的な構成要素を再学習し
新たなパターンを呼び覚ましていく過程では
仰臥位や伏臥位、側臥位、
寝返りや這う動きの際の
床との接触面を通じた固有受容性のフィードバックも
とても大切な情報なので
ケアしておく意義は大いにあると思う。
例えば先月の講座で行ったようなワークも
筋の収縮や伸長で動きを感じる時と
皮膚で感じる時とではどう変わるだろう?
アームスの動きに関して
「空気を撫でるように」
といったような表現があるように
普段は無視されているかもしれない皮膚感覚に
私たちはもっと光を当ててみても良いのでは無いだろうか。
薔薇
今年はとても多くの花を咲かせてくれている。
このLa Rose Bordeauxは
師匠から大苗を贈っていただいたのが
かれこれ6年くらい前だったと思うが
その間で数だけでなく
最も大輪の花が咲いている。
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