
産声
2022/06/23
産声
来月には3歳を迎える孫
ちょっと距離を置いて成長を見守る喜びと
その姿に
個としての生命だけでなく
こうして連綿と繋がれてきた
そして繋がれていくであろう
生命の流れを想いながら
何とも表現し難い心情になる。
ここ数ヶ月は特に
言語の発達が著しく
自我の目覚めを感じるが
下の文を読みながら
そうか、
彼の独り言が消えていくということは
人生2度目の産声、いわば
声なき「自己の産声」なのかと思った。
「"あたま"は“こころ”の目ざめを助ける。それは遠く指差しに源を発し、ついで言語修得の覚束ない舵を取りながら、やがて独り言が無声化してゆく三歳児の世界でついに一人立ちし、ここに『自己』が産声を上げる。後年『自我』の跳梁に虐使される歴史人が、深い郷愁の念をもって振り返るのが、あの先 史時代であるが、三歳児の世界は当時のおもかげを再現するのではないか と思う。」
三木成夫『内蔵とこころ』河出文庫
出張講座から
小臀筋や中臀筋に
それまでに無かったコリを感じる時
立方骨の状態や
小趾側の縦アーチの機能が低下していないかもチェックしてみるとよい。
落ち込んだ立方骨が上がって
アーチが機能してくると
荷重した時に股関節を側面から支える
小臀筋や中臀筋にかかるストレスが
少なくなるのが感じられる。
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