Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

舌位とバランスについて

以前も少し綴った記憶があるが

同じ上顎に着くでも

舌先だけでなく

どんなふうに着いているかを感じながら

バランスを比較してみるのも面白い。

 

三木成夫氏が著書の中で

舌というものは

内臓感覚が体壁運動で支えられている

という様な事を書いていらしたが

その舌の姿勢や動きが偏っていたら

偏った感覚情報が中枢に伝えられてしまうのではないだろうか。

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ただ、舌の筋肉だけは、さすがに鰓の筋肉、すなわち内臓系ではなくて、体壁系の筋肉です。体壁と内臓系の関係は、あとで図でお話ししますけれども、顔面の表情筋が全部鰓の筋肉であるのに対し、舌の筋肉だけは手足と相同の筋肉です。われわれはよく「ノドから手が出る」というでしょう。舌といえば、ノドの奥にはえた腕だと思えばいい。ただし感覚のほうは、体壁系の皮膚感覚とは違って、あくまでも内臓系の鰓の感覚ですよ。 ですから舌というものは、内臓感覚が体壁運動で支えられたものだと思えばよいのです。

三木成夫 『内蔵とこころ』 河出書房新社

 

舌の体操などもあるけれど

赤ちゃんの舌の様に

何かもっとリラックスした

柔らかい舌の居心地である時が

私的には1番安定する様に感じる。

  

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山形の親戚から母のもとに届いたさくらんぼ

お裾分けしてもらい舌鼓(^^)

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