
Knock
2023/09/30
木曜日の出張講座の際
アセスメントの肩の内旋の動きで
左はどう意識しても肩が上がってきてしまい
動かし難さを感じていらした方が
幾つかの視覚への刺激を経て
同じ動きを繰り返してみると
ご本人も動かし易さを感じられた様に
肩甲骨の動きが適切に制御された
全く質の違う動きになった。
ほんの僅かな感覚入力や
神経系への働きかけで変わる
身体の反応や動きの変化を面倒な様でも
都度確認していくことがとても大事。
それは新正体法の操法前後の動診・再動診でも同様。
良い反応が出なかった場合も
刺激の強度を下げることで
良い反応に転じることもあるし
保留して暫く他のワークを行い
後日やってみると違う反応が得られる事もある。
私たちがドアをノックしたり
チャイムを鳴らしたりした時
ドアの中にいる人の反応に耳を澄ませ
待つことをするが
それをしないで立ち去ってしまうような事は
(ピンポンダッシュの様な悪戯でもない限り😅)しないように。
脳が受け取るさまざまな情報は、
進化の歴史の初期に発達した
古い脳のさまざまな部分からなる
「危険フィルター」のようなものを通過する。
情報が不十分な場合
脳は何が起こるか確信が持てなければ、
その状況を安全でないと解釈してしまう。
周囲の環境、自分自身の動き、
そして自分自身の身体の内から受け取る
情報が明確で良質であることで、
私たちの脳は明確な予測可能性と
安全性を感じることができ
すべてのプロセスを最適なレベルで
調整することができるという事。
これらのプロセスは無意識のうちに瞬時に行われる。
(1millisecond つまり1000分の1秒ごとという、とんでもない速さだそう😅身体ってすごい)
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