Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

二酸化炭素

強い息苦しさ無しに呼吸を止めていられる時間は、神経系の働きを鑑みるバロメーターにもなるから、アセスメントとして用いる事もあるけれど、ここ何年かのマスク生活もあってか、口呼吸になったり、浅く回数の多い呼吸になりがちな方や、二酸化炭素への耐性が低下している様に見受けられる方は少なくない。

 

二酸化炭素は、脳幹にある延髄の呼吸中枢に働きかけ、体内のガス交換をコントロールしており、一定量の二酸化炭素が生体内には必要なのだが、体内にとり込む空気量が多い状態になり二酸化炭素量が低下すると、効率よく酸素が体の隅々まで運搬され、必要な組織に充分に供給されないようになってしまうし、その状態が続けば二酸化炭素への耐性も低下してしまう。

 

私たちが生きていく上で、酸素は不可欠なものだが、その酸素が行き渡るためには適度な二酸化炭素が必要だという事。

  

BOLT(体内酸素レベルテスト)スコアを改善していくような呼吸のワークや、舌のワーク、ハミングなどを継続していくと、末端の冷えや疲れやすさが解消してきたり、アレグロやグランワルツで息切れしなくなってきたなど、健康やパフォーマンスが底上げされた様だという声もある。

また、意識せずとも舌が上顎によりしっかりとつくようになってきたら、口腔内と横隔膜と骨盤底のアーチが連動する感覚がよく実感できる様になったという報告もあった。

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彩りを聴く

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霜枯の前に、今年の樹々の彩りを味わい歩いた。
 

風にしなる梢の歌と落ち葉が着地する柔らかな音。そして、鳥たちの鳴き声だけが11月の彩りの中に満ちていた午後だったが、色彩そのものからもコーラスが聴こえてくるように感じた。

 

 

 

 

 

 

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