Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

ブランコに乗れるようになったのは、いくつの時だったろうか。

先日、孫がブランコで遊ぶ写真が送られてきたとき、ふとそんな事を思った。

 

初めて自分で漕ぐ事を覚えた時の記憶は無いけれど、刻々と変わる重力や遠心力との身体の感覚を通した対話や、空や梢に近付いては離れるような繰り返しが大好きだった事は覚えている。

 

そんな感覚が妙に懐かしくなって、午後の誰もいない公園で久しぶりにブランコを漕いだ。

(犬の散歩を兼ねてとはいえ、傍目には十分変なヒトかも💧

 

手や坐骨の感覚、揺れや傾き、見上げている梢と流れる周囲の景色という豊かで心地よい刺激。

漕ぐタイミングを知っている身体。

 

そんなあれこれを味わいながら、小さくハミングも楽しんだ。

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