
身近な動物に学ぶ
2024/07/26
今月の出張講座は猫や犬のパンディキュレーション (Pandiculation)とストレッチの違いのお話からスタート。
その後のエクササイズの導入としていう面もあるけれど、それ以外にも動物たちの自然な行動から学べる事は他にもある。
お腹側を伸ばしているのではなく、背中側を収縮させている。
と同時にどこを縮めているだろうか?
お腹と腿を近付けているのは何だろう?
思い切り緊張させた後は、
筋のセンサーや腱のゴルジ器官から
脳の感覚野にその情報が届き、
その状態が続く事は好ましくないと判断した脳は、
運動野を通じてそれを緩めようという指令を出す。
そして緩めることも大事だが、筋肉の機能を維持する「働き」も大事。
特に前屈が苦手だったり長座で骨盤を立てる事が苦手な人は、鼠蹊部を引き込むという感覚を余り感じられていないことが多い。
ハイハイや高バイで股関節が伸展→屈曲するフェーズ、つまり腿をお腹に近付ける動きでも、赤ちゃんは腸腰筋を使っている。
そんなところにもちょっと注意を向けてみると良いと思う。
筋力だけでなく、バランス感覚や反射神経、協応動作(左右の上肢と下肢、目と手等)を統合しながら、その後の動きに必要となる基礎がそこにはたくさん含まれている。
厳しい暑さが続くがお祭りの賑わい、蝉時雨や雷鳴、夕立に夏本番を感じるこの頃。
恩師がちょっと遅くなったけれどお誕生日祝いにと立派な桃を贈って下さった。
ありがとうございます😊
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