テーマ
2024/10/01
脊柱のしなやかさというテーマがあるとき、
反る(伸展)動き、縦に丸まる(屈曲)動き
捻る(回旋)動き、横に屈む(側屈)動き
肋骨、肩甲骨、仙骨や寛骨との関係等
まずは、どこのどの方向に制限があるのかを少しずつ動かしながら明らかにしていく。
ツールや壁を用いるのは、それと接していることで触覚から自身が情報を得たり、安定させるべきところを安定させるためでもあるので、大きく動かすことを目的とせず、代償が出ないように保つところは保ちながら、丁寧に正直に。
例えば下部胸椎は割と動いているのに、上部胸椎の制限が強かったりもする様に、胸椎の硬さの自覚があったとしても全部が全部硬いとは限らない。
その動きを少しずつ出していく一方で、なぜそこが硬くならなければならなかったのかを考えていくことも大切。
頭部がどの様に支えられているのか。
大きな頸椎伸筋と拮抗する頸部のコア=椎前筋の働きはどうだろうか。
常に繰り返される呼吸の際の肋骨の動きはどうだろうか。
椎前筋の働きを感じるワークはツールを用いた仰臥位でも行うが、立位で行う際は私は最も薄いセラバンドを用いる。
無意識のうちに働く様なインナーのワークにはその方が適していると感じるから。
そういえばその淡いベージュのバンドを見て、餃子の皮を思い出したという生徒さんも(笑)…
餃子バンド^^;
と脱線してしまったが、
呼吸の際の胸郭の動きも、手の指一本の感じ方で変わったりもするから身体は面白い。
そんなことを体感できると、歩行や日常のあらゆるシーンで活かしていくことも出来るのではないだろうか。
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