秋土用の頃
2024/10/23
朝晩の空気もだいぶひんやりとして
週末の強い風が木の葉を随分と落とし
梢の繊細なシルエットが美しい季節に。
本格的な冬に向けて身体も少しずつ冬支度をし始める頃。
何かのためでなく
「踊る」つもりでもなく
今聴きたい曲に私を委ね
ただ身体の赴くままに動く。
幾度もリフレインする
マックス・リヒターのAutumn Music 2からは
風に舞い散り、土と戯れる落ち葉のような
床と親しむ動きが誘われた。
脚を支えに使わない
そんな動きを今は欲していたのかと
また少し解れ、あたたまった心身を感じながら
後になって思う。
そんな時間も多分
冬支度の後押しなのだろう。
冬支度といえば
少し肌寒く感じる時もある時期になると
頸や胸椎の上部を動かしたり暖めたりしたくなる。
今年はヘンプ製のこれが
睡眠時のネックウォーマーとして大活躍。
本来は腹巻き用だが、クシュっとさせて首元に使うと緩すぎもキツすぎもせず、何とも優しい暖かさ。
一個だけ余っていた毛糸でワンコの散歩用の襟巻きも編んだ。
襟巻きを作るのが目的というより、手仕事に没頭する時間を持ちたかったのかもしれない。
(だから超単純なガーター編み😅)
こういう単純な作業の繰り返しの時、後頭部が活性化しているような感覚と共に、背骨が撫で上げられるようにスッと立っていく感じが好き。
そして、何を対象としてだかわからないのに
何かを慈しむような感覚と子宮が温まるような感覚に包まれる。
手仕事って、オキシトシンを誘うのかな(笑)
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