Baby Steps

ゆっくりと歩む日々の眺めと言の葉

人でも眼精疲労などの際に使われる攅竹(さんちく)というツボがあるが、ワンコもその眉頭にあたるような場所から、皮膚を介して涙骨にコンタクトする様なイメージで軽く触れているだけで(擦ったり、押したりせずとも)、フウッとかクゥーッとため息をつきながらリラックスしてくれる。

 

ため息をついたり、あくびをしたくなるような感覚

それが神経系が反応した時の合図。

  

自宅に捨て置かれたというトラウマのあった先代ワンコほどでは無いが、ブリーダーから病院、保護団体、そして家へとここ半年ほどの間に度々環境が変化したルビーもまた少し分離不安気味なところはあり、家の中でも飼い主の動向に対するアンテナの感度は高めなようなので、そうしてリラックスする事もまたドライアイの改善の一助になればと時々攅竹へのアプローチや人へのリンパケア同様の非侵襲的なアプローチもしている。

  

そして、ケアすることは同時にケアされること…相互作用だという事を感じるひと時でもある。

 

寒波の到来した2月の空気はとても冷たいけれど、それだけに太陽の恩恵も実感できる朝。

微睡むルビーの息づかいや鼓動を手で感じながら心もまた温まっていく。

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