
介護するからだ
2025/03/24
彼岸明けの日曜日は義父の墓参りを済ませ
ここ暫く積読になっていた本を読んだ。
細馬氏の眼差しを通じて描写される
グループホームでの日々の営みからは
人と人との間にある言葉や動きの妙が
ググッと高解像度で目に浮かんでくるよう。
そしてそれは、介護のシーンのみならず
私たちの日常や、ダンスにも通じてくるようで
改めて「間」を考えたり
感じたりさせられた一冊。
この本の中でも取り上げられていた
ダンスワークショップのエピソードは
細馬氏のサイトでも公開されている。
今日はお借りしていた介護ベッドを
搬出して下さる予定だが
この本を読んで
その前に一度そこに横たわり
父がその最後の日々に見ていた家や景色に
そこを行き交う私達家族の情景も重ねながら
眺めてみたい気持ちになった。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント