入学式の行き帰りの学生さんや

親御さんの姿を見かける事が多く

始まりの春を感じたこの頃。

進学や進級で学生の生徒さん達の環境もまた変化する季節だが

大学でのダンスのレッスンが更にハードになりそうなので

ナチュラリゼーションで調律する時間を維持しながら

セルフコンディショニングの抽斗も充実させていきたいと意欲を見せてくれる生徒さんも。

入学早々にオーディションがあったそうだが

その数名の枠に受かったととても嬉しそうに報告してくれた。

課題のダンスの映像も見せてくれたが

彼女の個性に合っていると感じた事を伝えたら

踊っていてとても楽しかったと。

そして

「受かった今だから言えるのかもしれないけれど

何故か受かる気しかしなかった。」

とも遠慮がちに話してくれた。

決して自惚れているのではなく

素直に感じたままを話してくれている事が感じられたし

一時全てに自信を無くし

心身ともに停滞していたような時期もあったけれど

小学生の頃のような心の伸びやかさを

再び彼女の中に感じられた事がとても嬉しかった。